2018年6月12日火曜日

TAG HEUER(タグ・ホイヤー)のCARRERA CALIBRE 8 GMT(カレラ キャリバー8 GMT)の第2タイムゾーンはミニ時計

TAG HEUER(タグ・ホイヤー)というブランドの
CARRERA(カレラ)というコレクションの
GMTモデルです。

公式の製品ページはこちら。
タグ・ホイヤー Carrera キャリバー8 GMT Automatic Watch 41 mm | WAR5012.BA0723 watch price
マニュアル(PDF)もこのページの「ユーザーガイド」からダウンロードできます。
他ブランドは割と数カ国語が一気に載っていますが、ここは英語のみのようです。

あと製品一覧ページで、個別ページへのリンクは普通「詳細」とかですが、ここはストレートに「購入」と恐ろしいボタンになっています。ちょっと勇気いる・・・。

外見はこんな感じ。


メインの文字盤だけでなく、6時位置にある第2タイムゾーンも普通の時計盤です。分針もあるので30分の時差も問題なさそうです。

ただ午前午後が分からないのはちょっとやり過ぎ感があります。
たいていの時計の第2タイムゾーンは24時間表記ですし、このブランドの別コレクションにはベゼルが24時間表記のものもあります。おそらくは「午前午後は分かってる」くらいの固定感がある前提なのでしょう。

ちなみに製品個別のページには「カートに入れる」ボタンがあり、「え、いくつか買う前提?」と思いました。

2018年6月11日月曜日

PANERAI(パネライ)のLUMINOR GMT AUTOMATIC(ルミノールGMTオートマチック)は一般的なGMT針。

PANERAI(パネライ)というブランドの
LUMINOR(ルミノール)というコレクションの
GMT AUTOMATIC(GMTオートマチック)というタイプの時計です。

公式サイトではストラップ違いの2機種が載っているのですが、ここでは「PAM00088」を見て紹介します。(他方の「PAM01088」と微妙に記載の書式が違うのが不親切さを感じます・・・。後者には「詳細」タブがありません)

公式の製品ページはこちら。
Luminor GMT Automatic Acciaio - 44mm - パネライ ウォッチ
マニュアル(PDF)もこのページの「メンテナンス」からダウンロードできます。

→(2018/06/13) PAM00088の製品ページが消えています。PAM01088は残っていたのでリンク載せておきます。
Luminor GMT Automatic Acciaio - 44mm - パネライ ウォッチ

外見はこんな感じ。

いくつか画像検索する限り、右側の日付が拡大レンズの角度次第で見づらそうな印象です。大丈夫なのかな・・・。


全然ダメそうですね。
ちょっと頑張れる30気圧防水なので、きっと水中だと良いのだろうと推察します。
(そうでないと納得できない)

このブランドでワールドタイム機能は「GMT」と表記されているようです。

文字盤に24時間表記がありGMT針っぽいものがあるので、第2タイムゾーンはGMT針による表示でしょう。マニュアルを見る限り

ここで9時位置のスモールセコンドが気になります。
やけに目立つのです。
GMTモデルなのだから目立つべきはGMT針だろう、と思うのですが。

ちなみにパネライの公式サイトは比較的情報が多くて見やすい印象でした。
マニュアルが微妙に不親切なのは他ブランドと同様ですが。

2018年6月10日日曜日

Hamilton(ハミルトン)のKhaki Navy GMT Auto(カーキ ネイビーGMTオート)は第2タイムゾーンもスッキリ表示

Hamilton(ハミルトン)というブランドの
「カーキ ネイビー」というコレクションの
「GMT AUTO」という時計です。

ここではストラップがステンレススチールの「H77615133」で紹介します。

公式の製品ページはこちら。
マニュアルはPDFや動画がこちらから参照できるのですが、イマイチどれが該当するのかよく分かりませんでした。
https://www.hamiltonwatch.com/ja-jp/watch-manuals.html

外見はこんな感じ。

「カーキ ネイビー」というコレクションはダイバー向けのようで、20気圧防水になっています。製品の短い説明にも『水中でも水上でも~』という記載もあります。
こことか分かりやすいところに記載しといてほしいです...。)

このブランドでワールドタイム機能は「GMT」と表記されているようです。

第2タイムゾーンの表示は、9時位置のベゼルに「都市名」が、内側の「T2」に24時間表記が付いています。都市名も表示しつつそれ以上余計なものが目に入らないようにという視認性の向上になっていそうです。

その観点で見ると文字盤内の24時間表記(1の内側に13とか)はうっとうしそうですが、これはおそらく第2タイムゾーンとの時差を考えるとき瞬時に計算できるようにするためかなと思います。

ここまで調べて考えた後で製品説明を見ると以下のような記述がありました。
カーキ GMTは、世界のどこにいようとも、行きたい場所がどこであろうとも、瞬時に時刻を確認することができます。9時位置に表示される第二時間帯表示機能で、水中でも水上でも、ホームタイムがいつでもわかります。
瞬時に時刻を確認できるのはやはりメイン針のほうでしょう。
よほど慣れないと第2タイムゾーンの「時」と針の「分・秒」を読み取るのは「瞬時」にできません。(目がメイン針に行ってしまうから)

ただ1文目は「第1タイムゾーンも第2タイムゾーンも」という話だと解釈できるので、つまり、瞬時に確認できるようになるには慣れを必要とするのでしょう。

また『第二時間帯表示機能で~ホームタイムが』の意味はよく分かりません。
第2タイムゾーンが9時のほうに分けてあるから、メイン針のホームタイムは分かりやすい、と言っているのか。
それともホームタイムを第2のほうに設定することを想定しているのか。

と色々思いますが、よく考えられているような気がします。

2018年6月9日土曜日

IWC(アイダブリューシー)のIW395001パイロット・ウォッチ・タイムゾーナー・クロノグラフはルイ・コティエ式。

第2タイムゾーンがUTCのみという変わった時計を出していたIWCですが、今はちゃんとした24都市(ルイ・コティエ式)の世界時計のみがコレクションに出ているようです。

公式の製品ページはこちら。
IW395001-パイロット・ウォッチ・タイムゾーナー・クロノグラフ
マニュアルはこちらで「IW395001」と入力すればPDFをダウンロードできます。
製品マニュアル | IWCシャフハウゼン

外見はこんな感じ。

この24都市型のことを「タイムゾーナー」と言うそうで、使い方も書かれています。
回転式ベゼルには、世界の24の各タイムゾーンを代表する都市の名前が記されています。親指と人差し指で回転式ベゼルの両側を上から押し、選択したいタイムゾーンの都市名を「12時」の位置に合わせ(夏時間が適用されている場合には、都市名の左手にある「S」の文字に合わせます。)、ベゼルから指を離します。
要はベゼルを回して、ローカルタイムとしたい都市を12時に持ってくると。
夏時間(サマータイム)の設定も考慮されているのでひとまず安心と。

ちなみに赤い矢印のGMT針っぽいものは24時間針です。
細かいですがこの24時間針やAM/PM針ってのも、利用シーンがほぼ浮かばない謎機能ですね。(全くの暗闇などで午前か午後かも分からないみたいな事ってほぼないですから...)

2018年6月8日金曜日

IWC(アイダブリューシー)のIW325102フリーガーUTCの第2タイムゾーンはUTCのみ

型番などでググったのですが
公式の製品ページ、見つかりません。
マニュアルも当然、見つかりません。
(問い合わせれば良いみたいです→製品マニュアル | IWCシャフハウゼン

外見はこんな感じ。


12時のところにある「UNIVERSAL TIME COORDINATED」の数字が、UTC(協定世界時)です。日本はUTC+9なので9時間前です。

説明書などが見つからないのですが、名前からして、まさかのUTC1択なのでしょう。

誰がこんなもの使うのか・・・。
もしかすると逆にUTCとの時差0のイギリスあたりの人が使う前提かもしれません。

ただIWCってスイスのメーカーでUTC+2(時差2時間)なんだよなー。

謎過ぎます。

2018年6月7日木曜日

Breguet(ブレゲ)のMarine(マリーン)5857も第2時間帯のみの表示だけどそっちがメイン

Breguet(ブレゲ)というブランドの「マリーン 5857」というシリーズです。

公式の製品ページとマニュアル(PDF)はこちら。
Marine 5857 | Breguet
https://www.breguet.com/sites/default/files/modes-emploi/me_5857.pdf

外見はこんな感じ。





このブランドでワールドタイム機能は「第2タイムゾーン」などと表記されているようです。第2=ローカルタイムのほう、ですね。

マニュアルが簡素すぎてよく分かりませんが
A:6時方向の時計が「基準時刻」(普段見る時計)
B:2時方向は基準時刻の24時間時計
C:全体(一番大きな針)が「第2タイムゾーンの日時」(現地の時計)
のようです。

驚くべきは6時の位置にある日付、なんと第2タイムゾーン用です。普通、基準時刻向けと思うよね・・・。

初期設定としては、まずBを見ながらAを調整することで「基準時刻」を合わせます。次に旅先などの時差でCを合わせます(このとき日付で時差の加減を見る)。

移動してタイムゾーンが変わるたびにリューズで「第2タイムゾーンの日時」のみを調整します。Cの変更はAやBに影響しないので、気兼ねなく移動しまくって時差を調整しまくれると。

第2タイムゾーンのほうがメインな顔しているのはスゴイ、変わっていると思う反面、旅先でこそ使う機能だと考えると理にかなっています。

普通は「東京」にいてその時間がメイン、取引先の「ロンドン」の時間は必要になったらチラ見できる、という使い方が想定されています。
このMarine 5857は逆で、様々な海外の取引先を巡って空港に着くたび現地の日時を設定するけど、家族の待つ「東京」の時間は忘れない、といった使い方になるでしょう。

なお先っちょが丸くなっている「ブレゲ針」とか、なんと「自動巻き」を作ったのがこのブランドだそうです。微妙に重い公式サイトに記載がありました。

2018年6月5日火曜日

BREITLING(ブライトリング)のNAVITIMER GMT(ナビタイマー GMT)は一般的な第2時間帯のみ表示だけどGMT機構が革新的。

クロノグラフがほぼ標準装備されている「NAVITIMER」シリーズのGMT付きモデルです。

公式の製品ページはこちら。
NAVITIMER GMT | NAVITIMER シリーズ | BREITLING
マニュアルは置いていないようです。

外見はこんな感じ。



めちゃゴチャゴチャしています。
先っちょが赤い矢印の針がGMT針(で午前8時を指している)なのでしょうが、3時6時9時の文字盤はGMTと関係あるのでしょうか。クロノグラフ用?

NAVITIMER GMTの特徴は『秒針を止めることなく、ローカルタイムの調整を可能にするという革新的なGMT機構』らしいです。
つまり秒針を止めずにGMT針を調整できると。

秒針が止まらないと何が嬉しいのでしょうか。

普通にリューズを引くなどして秒針が止まってしまうと、時差を調整した後でまた時刻(分・秒)を合わせないといけません。機械式時計で時刻を合わせる作業は時間がかかりますし、そもそもリューズを頻繁に回して時刻合わせをすることは避けたいです。

公式サイトの『時差のある国々を旅するときに、驚くほどの使いやすさを発揮』とは、しょっちゅう時差が変わるような移動をするとき、時差の調整はするけど時刻のズレを気にしなくていい、ということかなと思いました。

便利なのかもしれないなーとは思うのですが、体験してみないと「驚くほどの使いやすさ」かどうかはよく分かりませんね。